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駕籠舁きたちの心意気に涙が止まらない。優しく爽やかな江戸の人情これぞ、岡本さとるの真骨頂!文庫書下ろしおそのという女が川へ身投げするのを防いだ駕籠舁き・太十。自分のせいで何人もの人が死んだと嘆く彼女は、無実の罪を着せられていたらしい。口封じを狙う凶賊から彼女を守るため、太十は相棒の新三と暗躍するが、普段は冷静な太十の心は乱れるばかり。彼に一体何が。正義が胸を打つ第三弾。<第三巻のお客>一 不死身の男喧嘩無敵の父と優男の息子。家族のもめ事に新三と太十が巻き込まれる。二 帰ってきた男ほら吹き親爺が駕籠に乗り込む。それが大事件の始まりだった!三 雨やどり“駕籠留”の面々が言葉を失う身投げ女の悲しき過去とは?
全3冊