旅先であった泣ける話

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あらすじ

本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。本書では「旅先」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。【掲載エピソードの一部】「いつか行く場所へ」高速バスターミナルのベンチに座る武敏。恋人の美菜と一緒に来るはずだった。「菩提樹の下で」インドで、少年にバッグをひったくられそうになる聖也。紳士に日本語で話しかけられ…。「はじまりの日」日が沈んだ頃、ホテルを出て海岸を散歩している。深呼吸をして、海の香りを吸い込んだ。「遠くへ行きたい」いつも通りに出社するため、電車に乗る。しかし前日、上司に叱られたことを思い出し…。「出戻り温泉」帰省先の実家から東京の自宅へと戻る途中、「出戻り温泉」という看板につられて途中下車。【執筆陣】ふるさとは遠い緑/朝来みゆか二人の起点/朝比奈歩遠くへ行きたい/浅海ユウいつか行く場所へ/一色美雨季鳥の夢/霜月りつはじまりの日/杉背よい冬の旅/鳴海澪宝石を拾う旅にする/猫屋ちゃき菩提樹の下で/溝口智子出戻り温泉/南潔推してくれたら/迎ラミン旅するカエルと願いごと/矢凪

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