〈本の姫〉は謳う 2

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あらすじ

『レーエンデ国物語』の著者の原点 過去に向き合い、少年少女は大人になったーーイオディーン山の麓、荒涼とした岩石砂漠にある町・「青い石」。インディゴ染めを主産業とするこの地では、稀に生まれる金髪碧眼の子供を『天使還り』と呼び、凶兆として忌み嫌う習慣があった。生まれ持った容姿と記憶のせいで嫌われ、逃げるように町を出た少年・アンガス。10年の時を経て、病に蝕まれた母を救うため、彼は捨てたはずの故郷へと向かう。一方その頃、バニストンでアンガスの帰りを待つ少女・セラは、彼の秘められた過去を知りーー。4巻連続刊行! 呪われた文字を辿り、世界の秘密を解き明かせ。

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