小学五年生の夏休み、山中理は、自分を執拗にいじめてくる同級生の堀龍起を衝動的に殺し、裏山の森に死体を埋めてしまう。罪の記憶を抱えたまま故郷を離れ、高校二年生になった理は、両親の離婚で故郷に戻ることに。そこで彼を待っていたのは、堀龍起が、何事もなかったかのように無邪気に笑う光景だった――人の執着と人ならざる好奇心が『なにか』と入れ替わり地獄へと引きずり込む成り代わりホラー!
「常人の見えない物が見えるというのは、これはなかなかスリリングで楽しい。時々迷い込む常ならぬ空間は、映画よりも、小説よりもリアルだ」――こう語る著者が三十年あまりにわたって体験、収集してきた怪奇譚の数々。本書の執筆を始めた途端起きた怪異現象を含む自身の体験から、知人の心霊エピソードまで、「嘘偽りなく」百話収録した実録怪談集が今、甦る! 巻末に大迫純一氏・市野清文氏を迎えての「怪奇鼎談」を収載。
カップルの幽霊が現れるキャンプ場、死んだはずの患者が暴れる病院、コンクリートの中に佇む老婆、守護霊が見える社長が営むデザイン事務所……著者自身が取材・収集した、謎に包まれ、不可解な怪異と恐怖に満ち満ちた〝いわくつき〟の物件の数々。「SDトンネル」「K北橋」など、都内の有名心霊スポットも写真付きで紹介、実在する物件ばかりを集めた戦慄のコレクションが装いも新たに甦る。(解説・朝宮運河)
近代以前、世界はヘンな生き物で満ちていた!ケンタウロス、ドラゴン、フェニックス……幻獣・怪獣の図版を100点以上収録!「われらの幻想博物学を、先端科学みたいにまじめに研究したいなら、本書こそ欠かせない。いくら信じがたい話でも誠実に記述すること、尋常でないからだ!」荒俣宏(博物学者)推薦「本書を座右において、妖怪やもののけにも通じる人間の想像力とその脅威にかたとき心を遊ばせ楽しまれますように」山本貴
病院には看護師だけが知っている「医学的エビデンスを超えた死ぬ瞬間命の選別」にまつわる語りがある「不確実性」に直面する時代の中で生きのびる方法は「患者の最期から学んだエビデンスに基づく怪異」だった「看護師だからこそ人から信頼を得て初めて聴くことができる話がある。医学や科学の知識で語る怪異はもっと魅力的だ」岸本誠(都市ボーイズ) 本書は、怪談で語られることの多い幻聴、幻視、幻蝕、幻臭といったテーマを、
祟る水障る水海、川、湖、池、井戸、コップの水……水と水辺の怪異談!拝み屋の老婆を幾重にも囲む漁師たち。「あいつはどこに沈んで…」老婆は数珠を手にしばし沈黙した。「海の中の穴にいる」——「穴の奥」より海、川、地底湖から風呂、飲料水まで、水に纏わる恐怖体験を集めた怪奇録。床下に井戸がある家。活水脈を跨ぐ家相は次々と凶事を呼んで…「井戸のある家」夜の渓流釣りで根掛かりをおこした釣り針。糸を辿った先にあっ
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