罪を償っていれば、許せるか? 受け入れられるか? それとも、許せないのか? 揺れ動く心情を丹念に描き切った社会派ミステリー。『希望が死んだ夜に』の著者が挑む新境地。
「俺には俺の流儀がある」人間としてまっとうな生き方をするために、時には法律を犯すこともある──腕利きの掏りとしての過去を持ち、そのために裏社会の抗争に巻き込まれた信司。四年の時を経て、再び不穏な動きが巻き起こる……! 前作『金物屋信司』に続き、さまざまな思惑が錯そうする中、義を貫く男・信司の生きざまを描くクライムノベルの第二弾。
ヒット作『麻倉玲一は信頼できない語り手』の著者が満を持して放つ挑戦的書下ろし長篇サスペンスミステリー!中村裕太は、十年前に起きた事件がきっかけで、引きこもりとなり、37歳になってもユーチューブに動画を投稿するだけのニート生活を送っていた。ふと目にした新聞のインタビュー記事で、後輩同窓生に人気女優の立石セナがいることを知った裕太。彼女は中学校時代に熾烈ないじめを受けていたと語り、「校庭の時計台に一晩
観光会社瀬戸内ビューの社長・長谷川要の末娘かえでが誘拐された。身代金は五億円。それを、ライバル社岡山観光社長の佐倉真一郎の口座に振り込めというのだ。岡山県牛窓のK銀行で五億円を受け取った犯人は、モーターボートで逃走を図るが、大型クルーザーと衝突し、沈没。今度は、六億円を岡山観光の東京支店寮に置けとの連絡が入った。警視庁の十津川と亀井らが監視するなか、突然、建物が爆発、炎上する。そして、広島県尾道警
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