憲法第九条を持つ国家として、日本はどこまで軍事的役割を担うことができるのか。日米ガイドラインは、米軍と自衛隊を有事の際に具体的にどう動かすかという取り決めである。米国のアジア戦略や日本を取り巻く安全保障環境の変化を受け、1978年に策定され、97年と2015年の二度にわたって改定された。本書は、その過程と内容を日本の自主性の発露という視角から捉え、日米安保体制の現在地と日本の防衛政策の本質を提示す
女性初の隊長として南極地域観測隊のチームビルディングに奮闘したリーダーの視点氷の大地で学んだ挑戦と伴走のリーダーシップ隊員の安全確保が最優先! プロジェクトを成功に導くカギは? 信頼関係の構築のために必要なことは?--------------------------------------南極は地球上の9割の氷がある場所。そして世界一寒さが厳しい大陸としても知られています。日本からの距離は約140
手近なリゾート地というイメージが定着しているサイパン島は、第一次世界大戦中の1914年からアメリカが占領する44年まで、日本の統治下に置かれた。移民によって開墾され、「南洋の東京」として栄えたが、やがて戦禍に──。「楽園」を求めて南の島に渡った二つの家族を通して、日本領サイパン島の歴史をダイナミックに描く。〈解説〉池澤夏樹〈目次〉プロローグ第1章 漂着第2章 獣の島第3章 南洋成金第4章 南洋の東
TBS系大人気番組「プレバト!!」自分の作った俳句が、「才能あり」なのか「凡人」なのか。『2025年版季語手帖』でご応募いただいた俳句の中から特に優秀なものを、暦の俳句として本編に採用しています。
運命の一九四五年八月一五日.終戦の詔勅の放送を阻止せんとする反乱軍に占拠された放送局で,銃を突き付けられた報道責任者の目に映っていたのは何だったのか.戦前~戦後を生き抜いたジャーナリスト柳澤恭雄[1909-2007]の苦悩や逡巡,決断をたどり,「報道の自由」が,どのような顛末でもたらされたのかを詳らかにする.
【エドガー賞 犯罪実話部門(2019年度)受賞】【ラムダ文学賞LGBTQ+新人作家賞(2019年度)受賞】ほか受賞多数1973年6月24日、アメリカ南部ニューオーリンズのゲイ・クラブ〈アップステアーズ・ラウンジ〉で放火事件が発生し、32人が命を落とした。オーランド銃乱射事件が起きる2016年まで、アメリカ史上、同性愛者を標的とした最大規模の大量殺人事件であり、同時に社会の根深い差別と無関心を浮き彫
『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した二人の天才を考察し、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。著者と石原慎太郎、鹿島茂との対談も収録。〈解説〉井上隆史プロローグ――「君が代」と「我が日の本」 第1章 敗戦の子
警視庁公安部が事件を捏造!前代未聞の国家犯罪の全貌を暴き権力の闇に迫る調査報道大賞を2年連続受賞ほか、各賞総なめのNHKスペシャル「“冤罪”の深層」シリーズ、ついに書籍化!軍事転用が可能な精密機器を不正に輸出したとして横浜市の中小企業の社長ら3人が逮捕された大川原化工機事件。長期勾留ののち異例の起訴取り消しとなり、会社側は国と東京都に賠償を求めて提訴する。第一審で証人として出廷した現役捜査員は「ま
「宇宙飛行士・ガガーリンはロケット発射台に行く前におしっこをした!?」「スペインの建築家・ガウディは授業に出ていないのに課題に合格した」「イギリスの元女王のエリザベス2世は、夫から『キャベツ』と呼ばれていた」。思わず誰かに話したくなるネタがいっぱいの「あした話したくなる」シリーズ。今作では「世界の偉人」をとりあげる。年代は古代から現代まで。「日本の偉人」も同時に刊行予定。
「西郷隆盛はダイエットのために下剤を飲んでいた!?」「手塚治虫(てづか・おさむ)はペンネームを『おさむし』と呼ばせたかった」「紫式部は自分の日記に清少納言の悪口を書いていた」。思わず誰かに話したくなるネタがいっぱいの「あした話したくなる」シリーズ。今作では「日本の偉人」をテーマに取り上げ、古代から現代まで続く偉人を紹介する。同時に「世界の偉人」も刊行予定。
「戦後80年」をそれぞれ独自に象徴する25人を描き出す佐高信“入魂”の書き下ろし評伝!著者の佐高氏自身、昭和20年生まれで、戦後80年間に育まれた民主主義の理念を背負って生きてきた強い自覚を持っているが、田中泯、吉永小百合、タモリ、岸井成格、岡本行夫、東郷和彦、弘中惇一郎、青木雄二、中村吉右衛門、重信房子、落合恵子、藤純子、森田必勝、青江三奈・・・ら、同年生まれの自らと縁ある25人に向ける目はとり
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