THE ALFEE・坂崎幸之助の叔父にして粋と酒場を愛する不良隠居は俳人(俳号・露骨)でもあり、比類なき「歳時記」本の蒐集家だった! 正統派も個性派も、集めに集めた「歳時記」と季語の世界を軽妙なエッセイで味わい尽くす、俳句ファン悶絶の一冊。
松尾芭蕉、正岡子規、高浜虚子、中村草田男……古今の名句をねんてん先生の軽妙な解説ともに。「俳句は作者を離れて鑑賞すべき文芸である」――自由に、口ずさんで、想像力豊かに。第1章 春第2章 夏第3章 秋第4章 冬
第一詩集『お空のとび方』の改訂版。35歳から詩を書き始めた著者の初期の作品を収録。珠玉の33篇。第1章 青空の牧場 私も空を飛べたなら第2章 小さな花 草花に思いを寄せる第3章 ひとり 生活を心を見つめる
◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ第62回俳人協会賞受賞!◆最新句集「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」。暦の中にこのことばを見つけたときなつかしくなった。新年が明けて大寒の少し前、寒さが最も厳しくなる頃の時候である。私の生家は瀬戸内の石鎚山の登り口に近く、湧水を水源とする地にある。凍るような朝は蛇口を開け放って出し流した。水が温んでくるのを待って顔を洗うのだ。七十二候を眺めるに多くがふとした
◆第十三回田中裕明賞候補作品、選考経過報告の他に、電子書籍版限定で受賞記念ネット句会や授賞式の様子も収録。2004年に45歳で夭折した田中裕明を顕彰するとともに、これからの俳句の未来をになう若い俳人を育てるための一助となればと願いつつ創設した「田中裕明賞」の第13回の選考経過報告が出来上がりました!俳句史における貴重な資料とするべく、毎回冊子にして田中裕明賞の記録を残していきます。選考経過を録音し
ありそうでなかったコンパクトな歳時記の登場。俳句の季語のなかでもっとも多用され、人気のある植物や花の季語のみを厳選し、およそ1400(傍題含む)語収録。植物の分類や花期、例句だけでなく、各題に植物・花の特徴や俳句作りに役立つ情報を付し、コラムとして監修者によるさまざまなシーンでのアドバイス「実作ワンポイント」も随所に挿入。吟行にも嵩張らず、俳句入門者にぴったりです。
2022年九月、縁あっての法隆寺への東京からの遥かな旅路を短歌の形で残しました。文学的には会津八一の『自註鹿鳴集』、子規の「柿くへば鐘がなるなり法隆寺」の句、芭蕉や西行、全国行脚の修行僧たちがしたためた旅の歌、俳句などの伝統の継承を目的としました。日本の短歌・俳句・自由詩の新しさを求める現在の日本の傾向もよろしいですが、私は逆に古さを求めました。すなわち日本近代の和歌革新の呼び声の下で失われて行っ
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