支持率が落ちるも改憲に固執する安倍首相.だが,現行の憲法改正国民投票法には致命的欠陥がある.投票運動期間中の広告規制がほとんど存在しないのだ.改憲派のメディア戦略を一手に握るのが電通であることもあまり知られていない.これらを放置したら一体何が起こるのか.手遅れにならないために,第一人者が警鐘を鳴らす.
「降って湧いた幸運」(ツキュディデス)によって外交や戦争で成功や勝利を得たとき、国に傲りが生まれる。自らが抱える問題を「現実的なわきまえのもとに可能な解決策をとるよう努力すること」がリアリズムなら、国が傲るとリアリズムが失われ、悲劇を生む。日米開戦に至った戦前日本の対外政策がその例である。では、戦後日本の対外政策にリアリズムは戻ったのか。安保改定時に導入された事前協議制度はリアリズムと言えるのか。
「降って湧いた幸運」(ツキュディデス)によって外交や戦争で成功や勝利を得たとき、国に傲りが生まれる。自らが抱える問題を「現実的なわきまえのもとに可能な解決策をとるよう努力すること」がリアリズムなら、国が傲るとリアリズムが失われ、悲劇を生む。日米開戦に至った戦前日本の対外政策がその例である。本書は明確な国家戦略を持たないままに予想外の勝利を得た日清戦争を検証し、日本がリアリズムを失っていく過程を見る
性は社会生活において誰もが追求しうる権利である.知的障害者が「性の権利」の主体であることを妨げ,リスクの対象として扱われる要因を明らかにするとともに,「守る」だけを超えた教育や支援のあり方を提供する.
特集1は「株価新時代、産業のゆくえ」。世界経済がかつてのグローバル化と効率性を最優先する時代から、安全保障や供給網の安定性を重視する方向へと大きく舵を切り始めているなかで、日本の産業の行方をどのように見通すべきなのか、AI、エネルギー、自動車、半導体、物流、宇宙など重要産業の事例を手掛かりに検討していきます。特集2は「変わるメディア、変わる社会」。メディアと社会をめぐる相互作用の実相を、5つの視点
近年、危惧される「台湾有事」。中国の軍事力増強は目覚ましく、台湾周辺での演習も常態化している。1950年以来、中台双方の軍事行動を封じてきた米国の関与も揺らぐ。危機は本当に避けられないのか。本書は「侵攻か否か」という単純な議論を超え、中台の軍事・防衛力を検証し、歴史とともに作り上げられた複雑な抑止と危機管理のメカニズムを解き明かす。安定と平和のために国際社会、そして日本は何ができるか。■目 次■は
誰かのためから自分のために手芸は私をつよくする“これは針を持つ私たちへのエールだ!”神尾茉利(刺繍作家・美術家)“手芸は手のひらからはじまる冒険であり、革命。この本はそう確信させてくれる。”松田青子(小説家)女たちは家庭のなかでつねに手を動かしてきた。妻として、母として、あるいは社会を支えるために。 手芸は女性に与えられた役割だった一方で、母と娘の縦のつながり、教室やメディアをとおした横のつながり
母子手帳が生んだ、35年の絆と奇跡。一人の女性の小さな一歩が、やがて国境を越える希望になった。序章第1章 ベンチェ省への初訪問第2章 支援する会の誕生と広がる信頼第3章 ベンチェ省での母子手帳の開始と発展第4章 ベンチェ省から政府機関へ第5章 日本外務省草の根無償資金協力による山岳少数民族地域での母子保健の改善第6章 ベトナム最北端ハーザン省での母子手帳の一部村展開第7章 ベトナム最北端ハーザン省
太平洋戦争で惨憺たる敗北を喫し、帝国日本は崩壊した。では、戦後日本の対外政策にリアリズムは戻ったのか。本書は、吉田茂の講和・日米安保条約の締結、岸信介の安保改定、そして佐藤栄作の沖縄返還交渉を検証する。安保改定時に導入された事前協議制度はリアリズムと言えるのか。沖縄返還交渉において核密約が結ばれたがこれがなくても返還は実現したのか。緊張度を増す国際情勢におけるリアリズムの可能性と限界をも見据える。
本書は、現代社会において自由、民主主義、人権といった「普遍的価値」が称揚されながら、なぜ原発労働者の人権侵害や格差の拡大といった悲惨な現実が放置され続けるのかという根源的な問いに応える試みである。著者は、私たちが教育やメディアを通じて刷り込まれてきた政治の「常識」を、支配のための「嘘」であると断じる。論考の核となるのは、国際関係を「一国単位」ではなく、差別と排除の「親分―子分」関係に基づく単一の構
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