神社の裏にある「しっぽ食堂」は土鍋でつくる美味しいごはんのお店。不器用だけど優しい店主・陸と、元気いっぱいの売れないシンガーソングライター兼アルバイト・紬、そして看板猫のしっぽが悩めるお客さんを温かく出迎える――。読めば心がポカポカと温まる、ほっこりグルメ小説・大好評の第2弾!
晄は介護施設で一人の女性・海子と仲良くなる。しかし、海子は一人で死んでしまった。あんなに好きだったのに、何度もお見舞いに行ったのに、「好き」だという本音や「さよなら」さえ言えなかった。海子の部屋に残されていた晄宛の一通の手紙。そこには「ちびねこ亭」に行くように書かれていた。海子に伝えられなかった想いを抱え、晄はちびねこ亭に向かうのだった。待望のシリーズ第10弾!
読後、涙が止まらない。路線図には載っていないその駅で、二度と会えないはずの人が待っている――千葉県内を走るローカル線、久留里線。その車内にはときどき、白黒の猫が乗っている。猫が降りるのは、路線図には載っていない「くるり駅」。誘われるように猫についていくと、改札を抜けた先にあるどこか懐かしい町に、もう二度と会えないはずの大切な人が待っていて……。初恋の人、最愛の母親、大好きな飼い主――悲しい別れから
神社の裏にある「しっぽ食堂」はぶっきらぼうな店主・中堂と看板猫のしっぽがいる、土鍋でつくるあたたかな朝ごはんのお店。 売れないシンガーソングライター、夫が病気になってしまった妊婦、落ち込んでいる保育園の園長先生、片思いしている男子高校生……悩めるお客を美味しい料理で癒していく。
「辛い日々から逃げられるなら、オサキモチに嫁入りするほうがましだ」人との関わりを絶った異能の青年のもとに、ある秘密を抱えた孤独な乙女が嫁入りする――累計45万部突破!「妖狐オサキ」シリーズの著者が描く大正あやかし婚姻譚。陰陽師家の名門・久我山家の長女として生まれるも、使用人同然の扱いを受けてきた未緒。ある役目を果たすため、不幸を呼ぶとされる「オサキモチ」である周吉のもとへの嫁入りを父から命じられる
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