「さっさと妊娠テストをして、お互い、ほっとするべきだ」さる屋敷の庭造りの仕事をしているソフィーは、屋敷の令嬢の婚約者で実業家のドミニクに一目惚れ。彼はよそよそしいし、何より、他人様の婚約者なのに。淡い恋心は心の奥底にしまっておこうとするが、ソフィーが休暇でカリブ海を訪れたある日、事件は起きた。無理やりついてきた令嬢が不品行の末に海で行方不明になり、駆けつけたドミニクが君の責任だとばかりにソフィーを
愛して、捨てられて――この子だけが支えだった。ソフィーは幼い息子を乳母車に乗せ、冷たい雨の中を歩いていた。足を滑らせて排水溝に落ち、あわや車に轢かれそうになった瞬間、惨めな気持ちで顔を上げた視線が、とある人物とぶつかる。エットーレ! かつて彼の姉の屋敷の子守りだったソフィーを、彼は婚約者のある身で誘惑したばかりか、泥棒の濡れ衣を着せて冷酷に追い出したのだった。「うらぶれた姿で排水溝にいるとは、まっ
きみを独り占めしないと気がすまない――激愛と情熱のシンデレラ・アンソロジー!■魅力的な傲慢ヒーローが、純粋だけれど芯のあるヒロインの胸を熱く激しく高鳴らせる物語を3篇集めました! まるで映画やドラマのような展開で恋のドキドキとハラハラを楽しませてくれる“ハズレなし”の名作家リン・グレアム他、HQロマンスで大活躍の作家陣。
この恋は、ただの見せかけ――心に言い聞かせても、体が裏切る。会社員のジュリアはパーティで男に言い寄られて困っていたとき、突然割って入ってきた人物を見て驚いた。「サイラス!」近い将来、伯爵の爵位と広大な領地を受け継ぐ名家の御曹司で、つねに絶対の自信を持ち、大勢の女性に取り囲まれている。彼の遠縁であるジュリアは、そんな彼に憧れの念と反発心を抱いていた。今もサイラスは彼女に向かって軽蔑もあらわに、「きみ
ローマで大企業を経営するドミニクは、五年前、フィレンツェの名門貴族デル・ヴェッキオ家の侯爵夫人に頼まれ家族で営む会社のために多額の融資をした。しかし返済期限がせまった今、夫人は、借金を返すめどがつかないので会社を譲ると告げてきた。ドミニクには会社をとりあげる気など最初からない。負債は帳消しにすると答える彼に、侯爵夫人は代案を出した。夫人の孫娘であるアリアンナと結婚してはどうか、と。アリアンナの写真
その男性が振り向いた瞬間、シエナは凍りついた。シーク・ハシム、かつての恋人。イベントプランナーのシエナは顧客との打ち合わせのため、ホテルのスイートルームを訪れたのだった。まさか彼が偽名を使って私を呼び寄せたなんて。五年前、婚約寸前までいきながら、ハシムはシエナをけがれた女と決めつけ、彼女を捨てた。あれ以来、私は無邪気な心を永遠に失ってしまったのだ……。ハシムはいきなりシエナを抱き寄せると、嘲笑うか
ジュリアは親友の夫ニックにしつこく言い寄られ、困り果てていた。うぬぼれの強い彼は、ジュリアも自分を求めていると疑わない。そんな二人の様子を、美術財団会長のサイラスが見ていた。ジュリアの遠縁で、彼女の祖父の爵位と領地を受け継ぐ人物だが、ジュリアとは犬猿の仲だ。サイラスは彼女もニックに気があるのだろうと軽蔑をあらわにした。怒って否定する彼女に、そうでないなら証明してみせろと言う。どうやってと問うと、サ
ソフィーは住む家を失い、友人宅に身を寄せるため雨の中を歩いていた。足を滑らせ排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになる。だがソフィーの不運はそれだけでは終わらなかった。車から降りてきた人物は、かつて愛した男性エットーレだったのだ。彼の姉の家で子守りとして働いていたソフィーを、彼は婚約者のある身でありながら誘惑し、そのあげく宝石を盗んだと濡れ衣を着せ、追い出したのだった。相変わらず狂おしいほどにハ
★愛と憎しみのゲームはもう、誰にも止められない。★忌まわしい過去の残像におびえ、人目を避けるようにして生きてきたテイラーだったが、男らしくセクシーな魅力に満ちたブラン・ソームズの愛を拒むことはおよそ不可能だった。幸せも束の間、まとわりつく邪悪な影によってテイラーは心の迷路にはまりこんでいく。惜しみなく与える男と、執拗なまでに奪い取る男甘やかに疾走する悲劇の先に光はあるのか?実力派作家ペニー・ジョー
★封印されたはずの過去がある日突然、襲ってくる。★起業家として巨万の富を築いたブランは、わけあって独身主義を貫いてきた。だが、たまたま仕事で知り合った女性美しく謎めいたテイラー・フィールディングにたちまち心を奪われてしまう。しかし彼女にも男性を愛せない事情があった。ゆがんだ愛の記憶を抱える孤独な二人が出会ったこのとき、限りなくせつない欲望のゲームが幕を開けた……。世界中の女性たちから熱烈な支持を受
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおりて、ようやく家に逃げ帰った。夫のイーサンも、ハナのひどい格好を見て、顔色を変える。もともとハナは、弁護士であるイーサンの屋敷の子守りだった。子供たちの母親キャサリンは…
恋は世界の街角でこの子はあなたに渡せない。逃げる彼女をイタリア富豪は車に押し込んだ!ソフィーは幼い息子を乳母車に乗せ、雨の中を歩いていた。足を滑らせて排水溝に落ちたところを、車に轢かれそうになり、惨めな気持ちで顔を上げたとき、降りてきた人物と目が合った。…
子守りのハナは、雇い主のイーサンの妻になった。前妻を亡くした彼は、幼い子供たちがハナに心を開くのを見て、我が子のために形だけの結婚を申し込んだのだ。天涯孤独の身の上で、ひそかにイーサンに恋していたハナは、傷ついた心をひた隠してその申し出を受け入れた。とこ…
サマンサは、幼なじみのジョニーに長いあいだ片思いをしてきた。だが二年前、淡い恋はあっけなく散った。彼がイタリア人女性と、電撃的に結婚してしまったのだ。サマンサがアレッサンドロ・ディ・リヴィオに出会ったのは、ジョニーの結婚披露宴の席上だった。花嫁の兄であるアレッサンドロは、なぜか、サマンサに敵意に満ちた視線を向けてきた。そしてそれは、以後二人が顔を合わすたびに繰り返された。どうしてなのかしら……なぜ
トップモデルのケリーは、ロンドン郊外での撮影の帰り道、激しい雪に見舞われて乗っていた車ごと立ち往生してしまう。運転手ジェイの先導で、仕方なく雪深い田舎道を歩くと、別荘らしき無人の家にたどりついた。ジェイがドライバーで難なくその家の扉を開けたとき初めて、ケ…
婚約を一方的に解消したわたしの胸に、今も揺れるのは彼からの指輪。■幼いころに両親を亡くしたセリーンは、祖父母の屋敷で育てられた。祖父ジェラルドは友人とともに土地開発の会社をおこし、その友人の孫息子であるガイを会社の後継者とみなしていた。鋭いビジネス感覚を…
鋭いビジネス感覚をもった青年ガイはたちまち社内で頭角を現し、彼を気に入った祖父が、孫娘セリーンとガイを婚約させた。セリーンは、兄のようなガイのことを心から好きだった。だからこそ、愛されていない自分はふさわしくないと思ったのだ。婚約解消を申しでたときのガイ…
ルーシーが長年片想いしている投資会社社長のマーカスは、いつも冷たく、顔を合わせればお説教ばかり。ルーシーの経営する会社が倒産の危機に瀕していても、彼にだけは相談できなかった。惨めな姿をさらしたくないから。ルーシーは会社を立て直す資金援助を請うため、財界の…
十六歳の恋心を冷たく拒絶した人。その彼がビジネス・パートナーに?■二十八歳の身ながら、ロビンは小さな広告会社を切り盛りしている。がむしゃらに働いているものの、資金調達は悩みの種だ。そんな彼女に姉のキャシーが、支援候補者として、夫の友人で実業家のクレイ・リ…
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