公爵令嬢リディアは、婚約者である王太子に婚約破棄をされた衝撃で、この世界が前世で遊んだ乙女ゲームの世界であること、そして本来の筋書きであれば婚約破棄はまだ先であることを思い出す。展開がここで変わった理由を探るため、冤罪は論破しつつも、婚約破棄自体は受け入れ、その場を去ろうとするリディア。そんな彼女の前に隣国の公爵令息フィリベルトが現れ「今度こそ貴女を逃すわけにはいかない」と熱烈な求婚をしてきて……
人里離れた秘境で育ち、稀有な才をその身に宿した少女、朱亞。旅の途中に出会ったのは、皇帝への輿入れを控えた商家の娘、桜綾だった。平民である彼女の後宮入りには、皇帝のある思惑が絡んでいるようだ。後ろ盾を持たぬ桜綾を案じた朱亞は、彼女の侍女となる道を選び、共に宮中へと足を踏み入れる。後宮では、日々不可思議な事件が巻き起こっていた。祖父仕込みの博識を活かし、朱亞は謎を解き明かしていく。やがて後宮に渦巻く闇
亡国の王族を恨み続けるマザー・シャドウとの因縁に決着をつけ、異母妹ジェリーを助けることに成功したエリザベス。建国祭にて舞姫に選ばれ、忙しくも平和な日々を送っていた。そんな中で出会った旅芸人のハンフリーに、「めーちゃん」と知らない愛称で呼ばれたことをきっかけに、エリザベスは、自分と亡国の『女神』の思いがけない繋がりを知る。自身の身の振り方に思い悩むエリザベスだが、友人や家族の支えもあって整理がつき、
自分を冷遇する子爵家から、公爵家のもとへと引き取られ、大切に愛される人生が始まったエリザベス。アカデミーに入学した彼女は、そこで妹とそっくりな少女・ジェリーと出会う。彼女を警戒しつつも、友人達との学園生活は楽しく、徐々に平穏を満喫し始める。義従兄妹として接してきた第三王子ヴィンセントへの淡い恋心に戸惑ったり、自分の将来像がおぼろげであることに悩んだり、年相応の悩みを抱え、周囲に見守られて成長してい
幼い頃に火傷痕を負ったファロン家の長女は、家族から名前を呼ばれることすらなく、子爵家の令嬢にはありえない冷遇の日々を送っていた。ある時、公爵家令息アルフレッドが気まぐれに子爵邸を訪れたことがきっかけで、彼女への虐待が公爵家に伝わり、養女として保護されることに。子爵家から完全に縁を切るという意味も込めてエリザベスという新たな名前を貰った彼女は、公爵家の面々から大切に愛されることで、心身ともに回復して
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