ヒルク教国との戦いを前に、アークはエルフ族の会合に招かれる。だが、エルフ族上層部の間で議論は難航、挙句アークの実力に疑問の声が上がり、会合は荒れ模様の気配が漂い始めると……「話はッ! 聞かせてもろたでぇ!!」突如として、龍王フェルフィヴィスロッテがイビンと共に乱入!“最凶”と謳われる龍王の参戦に沸き立つエルフ族だったが、フェルフィヴィスロッテは力を貸す代わりに条件を提示。それは、余興としてアークと
ゴエモンを捜していたチヨメとツボネは、敵国の谷底にてヒルク教の枢機卿と拳を交わす彼を発見する。さらにその場に新たな枢機卿が参戦し、状況は混沌としていた。足止め役を志願したツボネは、自らの命と引き換えに二人を逃がそうとするが……!?
激闘の末、アリアンはマルコス枢機卿に勝利するも、突如現れたヒルク教“教皇”の前に追い詰められてしまう。妹の危機を察知したイビンが駆けつけ難を逃れるも、怒りに燃えるイビンは単身で教皇へと戦いを挑む。一方時を同じくして、里に戻っていたチヨメの元に、ゴエモン失踪の報せが届き……!?
故郷に戻ったアリアンは、更なる力を付けるため姉イビンの下で特訓を重ねていた。弛まぬ努力の末新たな力の会得に成功するが、二人の元にチヨメから「エルフを保護した」との一報が届く。急ぎ救出へと向かうも、そこにいたのは同胞の変わり果てた姿だった……。ヒルク教国の非道が明かされた時、二人の怒りは頂点に達し――!?
天騎士の力を物にすべく龍王の知恵を頼ったアークは、強大な魔物が巣くう“黒の森”に赴き、龍王と共に修行の日々を送っていた。しかし、時を同じくして森の奥で魔獣が“何者”かの手によって殺戮される異常事態が発生。この状況を危惧した森の主・樹王がアークたちに事態の収拾を依頼するが、樹王の本体が敵に乗っ取られてしまい……!?
天騎士の力を解放し、不死者の軍勢を単騎で迎え撃つアーク。正体を現したヒルク教国の枢機卿パルルモと対決の時を迎えるも戦技により消耗していたため、思わぬ苦戦を強いられてしまう。だが、その窮地を救ったのは頼もしき二人の仲間であった――ソウリアの民が歓喜に湧く一方、これまで以上の強敵を予期したアークたちは更なる高みを目指すことを決意する!
ノーザン王国の王都ソウリアは、突如として数万の不死者たちに包囲され、存亡の危機に瀕していた。一方、サスケの遺言を手掛かりにヒルク教国を目指すアークたちは、援軍を要請するべく駆ける王女リィルの窮地に出くわし――祖国を憂う王女のため手を貸すことに。骸骨騎士の“世直し”冒険譚、第八幕!!
虎人族と共にタジエントに着いたアークたちが目の当たりにしたのは、街で暴れ回る黒巨人と不死者、そして逃げ惑う人々であった。騒乱の最中、チヨメと兄弟子サスケとの命を賭けた対決が始まる……。一方、街の人々を守るべく奔走するアークが邂逅したのは、弱き存在を蹂躙するヒルク教の枢機卿だった――骸骨騎士の“世直し”冒険譚、第七幕!!
謎の双剣使いとの戦闘で負傷したダンカを見舞うためアークたちは海を越え、ファブナッハ大王国へと渡る。虎人族の集落に向かう道中、ダンカと再会を果たし喜んだのも束の間、“黒巨人”の襲撃に出くわし――新天地に舞台を移した骸骨騎士の“世直し”冒険譚、第六幕!!
エルフ族の捜索を引き継ぎ、任務が一段落したアリアンたちはアークの呪いを解くため、そしてチヨメの願いを叶えるため“龍王”が住まうという“龍冠樹”へ向かうことに。骸骨騎士の謎が徐々に明らかになる第五幕!!
行方不明となったエルフ族を追って神聖レブラン帝国を訪れたアークたちは、国境の町ケーセックで捜索を開始する。そして、目の当たりにする魔獣呪術師フンバの暴虐と非道。恐怖で人々を縛りつけ、日々犠牲になる者が続出していた。冷静なアークが抑えられぬ感情を露わにし、その力を解放する!!
エルフ族救出のため女戦士アリアンと共に行動を始めたアークは、更なる情報を得るため王都オーラヴへと向かうことに。王都に到着すると、ディエントで出逢った獣耳忍者娘・チヨメと再会。彼女もまた仲間の“獣人族”救出のため行動していたことを知る。少女の切実な願いを前に、アークが捨て置けるはずは無かった――。「この穢らわしい場所を――破壊し尽くす」チヨメの仲間ゴエモンとタッグを組み、世直しが王都でも炸裂――!?
目覚めると骸骨騎士になっていたアークは、目立たずに異世界を満喫しようとしていた。だが、道中にエルフ族の女戦士アリアンと出会い、奴隷の同胞を助ける作戦への助太刀を決意。アークはスキルを駆使し、領主城へ襲撃をかける!! 無自覚“世直し”ファンタジー第二幕!
目覚めるとMMORPGのキャラの姿で異世界に放り出されたアーク。その姿は、見た目が鎧、中身が全身骨格という“骸骨騎士”であった。目立たず過ごすことを決意したが、目の前の悪事は捨て置けず……!? 骸骨騎士アークによる無自覚“世直し”異世界ファンタジー!!
行方を晦ました枢機卿を追って「転移石」を発動させる骸骨騎士のアーク。その転移先は西の大国・レブラン大帝国であった。情報収集にあたるアークだが、一般人の移動が規制された帝国内で自由に動くには傭兵ギルドランクを銀等級に上げねばならず――!?
「ヒルク教国」教皇タナトスと配下の七枢機卿に勝利した骸骨騎士のアーク。行方を晦ました残る二人の枢機卿の捜索を依頼されたアークは、聖都の教会で未知の魔道具を発見し――!? “無自覚”世直し異世界ファンタジー、第九弾!
龍王(ドラゴンロード)フェルフィヴィスロッテを味方に付けた骸骨騎士のアーク。いよいよエルフ族・人族とともに不死者(アンデッド)を操る「ヒルク教国」との決戦に臨む。アークは龍王との共闘で敵軍を圧倒するも、待ち受ける教皇はアークと同じ異世界転移者で……!?
ノーザン王国の王都を襲う不死者の大軍勢を葬ったアークは、いよいよ王都内部へ突入する。そこに現れたのは王国滅亡を目論むヒルク教の枢機卿パルルモ。アークは異形に変貌したパルルモと戦闘を開始するも、「天騎士」の力を行使した反動に苛まれ……!?
チヨメの兄弟子サスケの真意を探る旅に出た一行。その道中で蜘蛛の化け物に襲われる馬車に遭遇し、アークは人外じみた力で化け物を圧倒する。馬車に乗っていたのはノーザン王国第一王女・リィル。アークはその力で不死者の軍勢から王都を救ってほしいとリィルに依頼され……!?
まだ見ぬ食材を求め、新天地へ渡航した一行。紆余曲折あり虎人族の里に辿り着くも、そこは黒い巨人の襲撃によって戦場と化していた。虎人族に助太刀するアークだが、突如謎の影による奇襲が! その正体は、なんとチヨメの兄弟子サスケのようで!?
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