消えた伯爵の居場所を求め、ロンドンに降り立つジョー。“切り裂きジャック”の存在を手掛かりに、ジョーは石疉の街を驅け回る。そして街に浮かび上がる――巨大な六角形。ロンドン全体を巨大な棺として眠る伯爵を追って、ジョーは死の館へと飛び込んでいく! 開かれたパンドラの箱、そこに殘るは…希望か、絶望か――。
怪物と化したルークに立ち向かう3人の少年たち。一方、ドラキュラ城に囚われたジョナサンは、様々な危機を乗り越え伯爵との親交を深めていた。陽の差す新世界への希望を語り合う伯爵とジョナサン。しかしある夜、突如として伯爵の様子が豹変する。黒き影に自我を蝕まれる伯爵に訪れるのは、光輝く未来か、昏く沈む絶望か――。
かつての優しい友を取り戻そうと、怪物と化しつつあるルークに立ち向かう3人の少年たち。一方、部屋で待つミナの脳裏に、車椅子の親友、ジョナサン・ハーカーの声が響き渡る。ドラキュラに会うため一人、遠く離れた東欧の地を訪ねるジョナサン。果たして、その旅の行きつく先に見るものは――!?
不死の王に魅入られたルークを救うため、ヘルシング教授と共にドラキュラに立ち向かう5人の子供たち。万全の準備を整え輸血を試みるミナたちだったが、突如衰弱していたはずのルークが立ち上がる。そして混乱の最中に響き渡る叫喚。異端の歓呼に導かれ、深き闇が舞い降りる。躍動する恐怖の王を前に、抗う術はあるのか…!?
産業革命による技術革新と文化流入に沸く19世紀、イギリス。ミナ、ルーク、アーサー、ジョー、キンシーの5人の子供たちは、不死の王・ドラキュラを目撃する。ミナ達が混乱する中、病弱だったルークの様子に変化が現れる。一方、ドラキュラが眠っていたデメテル號の積み荷は、ウィットビー校に運び込まれた。その忌むべき積み荷の下へ、一人のオランダ人教師が訪れ…!?
産業革命で様々な技術開発と経濟発展に沸く、19世紀末。ロシア船デメテル號はヴァルナ港で不氣味な木箱を積み、イギリスを目指し、出港する。しかし、その船内で凄惨な事件が発生し、船はイギリス・ウィットビーの沿岸で座礁事故を起こしてしまう。ウィットビーのパブリックスクールに通うミナ、ルーク、アーサー、ジョー、キンシーの5人は、座礁現場を目撃し…!?
【ページ数が多いビッグボリューム版!】恐怖政治を推し進めるロベスピエール――。連日続く処刑の嵐にシャルルは苦悩の日々を送る…。アントワネットを処刑し、自分の生き方を貫くマリーに恐怖を感じたロベスピエールは、マリーに反革命分子として、処刑命令を出し――!? シャ…
国民を置き去りにフランス脱出を図るルイ16世一家。フェルゼンの手引きでチュイリュリー宮殿を脱出するが、その旅支度は逃亡に似つかわしくない非常に豪華なものだった――。馬足が上がらぬ中、逃亡に気づいたマリーがルイ16世一家が乗る馬車に迫る――!! マリーを迎え撃つフェ…
ベルサイユ宮殿の公開裁判で、シャルルは聡明に強かに、死刑執行人として成長の証となる弁論で立ち向かう。一方、オーストリアでは、マリー‐アントワネットに「フランス王太子妃」の座の白羽の矢が立った。サンソン家マリー‐ジョセフは、その警護に就くことに。迫る世紀の婚姻、だが王位を継ぐルイ‐オーギュストは生涯の貞操を誓い、王政破壊を宣言する。若人はそれぞれの“血”の闘争を背負い、歴史の表舞台に立つ──!!!
サンソン家家長の責を自覚し、礼法を重んじるようになった兄シャルルと、処刑台で奔放に振る舞う妹マリー‐ジョセフは、反目しあう…。マリーが実力を見せた“立像斬首”から1年後、シャルルは、幼き「ルイ16世」と出会う。彼はシャルルを崇拝し、ベルサイユ宮殿の昼餐会に招いた。集う主役たち、だがそこには血の匂いが…!? 巨大な歴史が今、動き出す──!!
1775年、60年ぶりとなる新たな国王誕生に、国民は沸き上がった──。国王ルイ16世となったオーギュストは決意を新たにし、王妃となったアントワネットは権力に酔いしれる…。一方、貧民窟では後のド・ラ・モット夫人、ジャンヌが平民から貴族に成り上がり野心を膨らませる。そして1778年、サンソン家も大きな転機を迎える。「父バチスト」の死…。変容する権力の様相…。歴史の歯車が動き出そうとしていた──!!
二百年来の宿敵、フランスとオーストリアの同盟の鍵として、14歳のアントワネットはフランス王家に嫁いだ。マリー‐ジョセフは、王太子妃を導き、シャルルは相対する国王寵姫デュ・バリー夫人を援ける。“自由”か“秩序”か、かつて「“生まれ”への反抗」を誓い合った兄妹が、宮廷の行末を懸けて決闘をすることに!! 世界の命運を懸けた“挨拶戦争”の決着は!? そして紅き革命は加速する…!!!
国王ルイ16世の処刑に駆けつけたフランスの民衆は、ルイ16世の血を求め暴走する。一方、革命を成し遂げたロベスピエールは恐怖政治をはじめ、フランス中に処刑の嵐が吹き荒れる――。そんな中、ロベスピエール率いるジャコバン派を倒そうと一人の乙女が立ち上がり――!?
革命の刃が、ついにフランス国王ルイ16世の許まで届く――! 処刑人としての宿命がシャルルにルイ16世の死刑の執行を迫る。死刑執行の朝、苦悩を抱えるシャルルを余所に、国王の処刑を見届けようと民衆達は大挙して押し寄せる。最後の時を家族と過ごすルイ16世が感じたものは………
サンソンの剣を捨て、自由を手にするため、新たな道へと進むマリー。一方、革命勃発後、革命政府から委任を受け、死刑を担うシャルルはあらゆる罪人に平等に刑を処すための処刑機械開発に携わり、ついにギロチンを誕生させる。しかしそれはサンソンに更なる絶望を、夥しい数…
“首飾り事件“結末の因果に、マリーは大いなる「運命」との闘諍を誓う。一方、「人は皆、平等」の新思想の青年オリビエが、車裂き刑で処されることに。同情し暴動を起こす民衆に、サンソン兄妹は「新しき力」を見出す…!! そして、マリーが引き連れる「新しき命」の存在は――!? 物語は…
1762年、“女”死刑執行人マリー‐ジョセフのデビューとなる陸軍元帥の斬首を引き金に、サンソン兄妹に次々と事件が襲いかかる。“立像斬首”…。執行不可能なその処刑を仕向けるのは、ベルサイユ宮殿に渦巻く「権力」を渇望するオルレアン公ルイ・フィリップ…。“生まれ”が運命を決める時代、兄妹は各々の過酷な十字架を背負い、己の「理想」を叶えるべく、茨の道を突き進んでいくが──!?
貴族たちの物資を狙う義賊団「怒れる者」現る!! その首領は、かつて八ツ裂き刑に処されたダミアンの息子ジャック…!!! 国王暗殺を謀るジャックの前に、ベルサイユの警護にあたるマリー‐ジョセフが立ち塞がる。だが貧者の怒りを背負うジャックの言葉に、マリーの胸にはかつてな…
人には人の行く道があり、俺には俺の行く道がある――。 北アルプス全山縦走、部隊は鳥帽子岳で雪崩に呑み込まれた。森文太郎は隊員たちの無情な死と向き合うことに。だが冬山で打ちひしがれた孤独を乗り越え、登り続けることを己に誓った彼は、単独で全山縦走踏破へ向かった。そして4年後、文太郎は富士山頂で生活を始めていた!?
1772年、パリの死刑執行人四代目シャルルの妹マリー‐ジョセフは、初恋の人アランと無垢な子供達を殺害した非道な貴族を、公然で斬首する。アランの意志と交わり、革命への鼓動を芽吹かせるマリー。だが、サンソン一族は世の中から「死神」と罵られ続ける…。ある夜、シャルルは…
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