清張にとって「社会派推理」とは何だったのか?初書籍化となる中篇(表題作)はじめ、これまで単著・全集未収録だった貴重な小説・トーク・エッセイを中心にセレクトした作品集。【目次】[小説]閉じた海(1973)よごれた虹(1962)雨(1966)[対談・座談]私小説と本格小説――対談・平野謙(1962)推理小説の作者と読者――座談・高木彬光/水沢周(1962)作家と批評家――対談・権田萬治(1973)[エ
「屍体の重量がずしりと腕先にきたとき、はじめて私に任務らしい感情が充実しました」――。国民作家が終生描き続けた「組織・社会と個人との葛藤」をテーマに、これまで単著・全集未収録だった短篇小説を精選。自身の体験を反映した戦争小説から実在の事件をモデルにした小説まで、巨匠のエッセンスを凝縮した全十篇。没後三十年記念企画第二弾。
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