会社員生活に挫折し、あてのない一人旅に出た27歳の多々良啓太は、見知らぬ田舎の駅で降り、山道を歩き、森の中にある湖に辿り着いた。そして、ぼんやりと湖を眺めていると、優美な熟女に声を掛けられる。彼女の名前は宇津井礼子、33歳の未亡人で妹と旅館を営んでいるという。啓太は泊めてもらうことにするが、深夜、礼子が部屋に忍んでくる。驚く啓太だったが、甘く誘われて極上の快楽を味わうことに。さらに翌日には、妹の裕
24歳の加藤直哉は東京での生活に挫折し、実家に戻って近所の女子大の学食でバイトをしていた。そんな鬱々としたある日、美熟の准教授・今井緋沙子から、彼女が顧問を務める女子柔道部のコーチを頼まれる。直哉の亡き父は地元では著名な柔道家で、緋沙子は教え子だったのだ。父の厳しい指導に嫌気がさして柔道をやめていた直哉は依頼を断るが、童貞であることを見抜かれ、色仕掛けによって陥落し、コーチを引き受けるはめに。指導
マンションの部屋には人妻たちが訪ねてきてまさに誘惑の嵐の中に──ある夜、和樹は部屋に侵入しようとしている女性を捕まえ、お詫びに肉体を差し出された。さらに「怖いと濡れる」という女性とも関係を。数日後、五階に住む人妻から二人の女性とのことを追及され迫られ、別の人妻まで紹介されて──
食品メーカーに勤務する25歳の中山俊郎は、女性向け新商品開発のプロジェクトチームに選出されるが、他のメンバーは各部署から選ばれた容姿端麗なOLばかりで、男性社員は俊郎と先輩の白鳥だけだった。そして、山村の宿泊施設で行なわれる5日間の合宿に参加するが、白鳥が急病で来れなくなり、男は俊郎だけになってしまう。女ばかりの中で緊張して過ごす俊郎だったが、初日の夜、クール系OLの有紀から迫られて快感を味わうと
会議室で憧れの女性上司の手によって握られ、咥えられて……中堅商社の新入社員・慎二はある夕方、憧れの上司・由香里に会議室に来るように言われる。そこは社員の間で別名「説教部屋」と囁かれている部屋だ。仕事でミスをしでかしたのかと不安な慎二。しかし、叱責されると思いきや、由香里は彼のズ下着を引き下ろし、モノを握り、咥えて……慎二はヌカれてしまった。翌日も再び会議室への呼び出しがあり、行為はさらにエスカレー
大学生の谷田勇次は、兄が入院したため、春休みに帰省して実家の民宿を手伝うことに。働き始めて三日目、女子大の剣道部が合宿で逗留することになるが、主将の沙月をはじめ、部員たちが美人揃いでドキドキ。かつて剣道を少しだけやっていた勇次は彼女らの練習に参加、距離が縮まっていく。そして、副将の千夏の悩みを聞くうちに、身体を重ねてしまうのだった。以後も思わぬ展開から顧問の人妻講師や部員と快感を分かち合っていくが
「雪乃でございます」。楚々とした仕草で挨拶する長男の嫁を見た平治は、深く衝撃を受けた。美しい面差し、肉感的な肢体。あの女に、似ている。自分を男にしてくれた忘れ難い女、ハルに――。山深い旧家を舞台に、世代を超えて繰り広げられる背徳の営み。大好評を博した『二階堂家の兄嫁』、待望の第二弾。
「私はどうして、こんな淫らな女になってしまったの……」。山深い里で代々続く名門・二階堂家に嫁ぎながら、夫亡き後も義父に身を任せ、義弟にも体を許す雪乃。一見、貞淑な横顔に隠された衝撃の過去が今、明かされる! 旧家を舞台に淫靡なる営みを描き、大好評を博した「二階堂家の兄嫁」シリーズ、ついに完結。
東京で大学生活を送る二階堂亮平は、兄急死の報を受けて郷里に戻る。出迎えたのは、初対面となる兄嫁・雪乃。喪服に身を包み、憔悴しきった様子で亮平を見つめる麗しい兄嫁に、戸惑いながらも強く惹かれる。今後も二階堂家の嫁として留まる決意を打ち明けた雪乃に胸を高鳴らせる亮平だったが、葬儀の夜、仏間から妖しい吐息が漏れてきて……書き下ろし長編恥じらいエロス。
勤め先を辞め、実家のハウスクリーニング業を継いだ高田輝良は二十六歳にして童貞の身。初仕事当日、緊張しながら高台の豪邸に向かった輝良だったが、そこで待ち受けていたのは、午後の日差しの下、黒スリップ姿で悩ましい肢体を晒す未亡人だった。以来、掃除代行に向かった先々で、輝良は美女から「下半身クリーニング」をされることに……!? 週刊大衆好評連載の文庫化。
色気と食い気。一見相反する二つの欲望は、脳内では食欲中枢と性欲中枢として隣り合っているという。大好物を目で愉しみ、匂いを堪能し、舌と粘膜で味わう快感をテーマに贈る異色の官能アンソロジー。美女とカツ丼を巡る究極の性愛を描いた睦月影郎「肉食クイーン」ほか、草凪優、館淳一ら豪華執筆陣が垂涎エロスに迫る!
「おまえは今日から七代目の夜這い屋だ」。郷里に帰省した大河内和夫は、父親から唐突に告げられる。村の平和は女たちの身体を鎮めることからという考えのもと、庄屋の末裔である大河内家の当主は代々「夜這い屋」という裏稼業を担っているというのだ。否応なしに跡を継いだ和夫だったが、実は未だに女を知らぬ身で……!? 日刊ゲンダイ好評連載、ついに書籍化。
旅行会社に勤める吉井圭一は、憧れの女上司・佐々木綾香と北陸に出張する。二人は車で山奥の温泉地を目指すが、大雨で道が崩壊し、途中の小さな村に閉じ込められてしまう。復旧に時間がかかるため、二人は村の地主の家に宿泊することに。その夜、圭一は綾香の部屋から洩れてくる声を聞き、つい覗き見してしまうが、なんと村の男に夜這いを掛けられていた。最初は抗っていた綾香だが、男の巧みな性戯によって快楽に溺れていく。憧れ
24歳のさえない会社員・杉崎俊郎は、自分を変えようとフィットネスクラブに体験入会してみた。すると、美人インストラクターの美月がついてくれてドキドキ。さらに、美月から誘惑されてジム内でセックスする僥倖に恵まれるが、事後、驚くべき話を聞かされる。実は、このクラブにはセックスの機会を斡旋する特別な裏会員制度があり、俊郎をスカウトしたいという。若くてウブな俊郎は、年上の女性会員に需要があるというのだ。以来
大家のいない時にその妻を訪ねてくる男。離れの住人は様子を覗きにいくことに――陽太が住むことになったのは大きな屋敷の離れ。母屋には、清楚な大家の奥さん・香澄がいた。香澄の元に男性が何度も出入りしているのを訝しみ、様子を覗きにいって男女の乱れた姿を目撃してしまう。これを口実に彼女に迫るが、彼女の意外な素顔が……
求職中の芳雄は、昼食時になんとなく個人経営の牛丼屋に入った。ところが、店主の美和子があまりにも魅力的で、ひと目で惹きつけられる。聞けば美和子は未亡人で、儚げな彼女の力になりたいと、芳雄はその店でアルバイトをすることにした。芳雄は奥手な独身男だったが、牛丼屋で働きはじめると、パート店員の人妻、出前先の有閑マダム、常連の社長秘書と次々に肉の関係を持つ僥倖にあずかる。その一方で、美和子への憧憬は募るばか
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