子ネズミは、傲慢なライオンに愛されないの…?路地裏の少女リビアが、マテオ王に拾われたのは9年前。今では王の秘書として、公務や外交のすべてを管理している。冷徹で傲慢なマテオ王のどんな要求にも応え、尽くしてきたが、ある日、決して従うことのできない命令が下される。それは、マテオとの結婚――秘書から王妃への“昇進”だった。求められるのは常に職務だけ。王が孤児を愛することなどなく国のための求婚。わかってはい
“君でなければ”“君は特別な女性だ”無垢な彼女は人生を乗っ取られて――。ヴェリティはアメリカからギリシアへ引っ越し、2年間、IT企業のCEOであるアレックスの秘書をしていた。冷たい美貌のギリシア富豪は世間から血も涙もないと思われていた。ある日そのボスと彼女が婚約した、というネット記事を見て、ヴェリティは仰天する。今まで一度も男性とデートしたことはないし、雇い主のアレックスから熱い視線を向けられたこ
私は愛するあなたの目になりたい。だから、どうか私に心を開いて。父を知らず、病身の母の看病で満足に学校に通えなかったオーガスタ。母の死後、必死に勉強し、今は実業家マティアスの秘書をしている。その日、朝の5時半、オーガスタは1本の電話に叩き起こされた。放蕩者として名高いマティアスに企業スパイの疑いが生じたという。オーガスタは彼の豪邸に駆けつけ、根も葉もないゴシップを消すにはもっと大きなニュースで世間の
もしも18歳の誕生日に戻れたら、きっとあなたのキスに応えてしまう。急逝した夫の双子の弟ディオニュソスと再会したアリアドネは、そのさなか、激しい腹痛に襲われ病院に運ばれた。残念なことに、治療も虚しく彼女は亡夫の子を流産してしまう。目覚めたアリアドネは、亡夫と瓜二つの義弟にとっさに懇願した。「お願い! 人工授精であなたの子を授けて」アリアドネは彼の子を亡夫の子と偽り、育てるつもりだったのだ。ディオニュ
24時間いつでも個人秘書を呼び出すけれど、絶対に手は出さない。それがボスのルール。ボスが真夜中に私を呼び出したのは、スーツ選びのため?上半身裸の上司ルカが切り出した用件に、ポリーはうんざりした。ローマで知らない者はない美貌の富豪実業家ルカ・サルバトーレ。個人秘書のポリーはついに辞職を申し出たが、雇用契約を盾に2週間の猶予を迫る彼に屈し、出張に同行することになってしまう。その最後の夜――ポリーはルカ
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