ヴァンツァーやレティシアが苦労の末に舞台の主演を張った学園祭も無事終了し、課外活動芸能祭が始まった。だが「その神秘性が次の公演に必要だ」と舞台出演を迫りまくる先輩に困惑させられるライジャとか、ルウのカミハラ(!)炸裂でトゥルークの楽聖サーナン・ドルガン初の渡航とか、ヴァンツァーのボランティアに一般客殺到とか、日々問題は発生するがそれでも日常は紡がれていく。リィ・シェラ・ルウの三人はいろいろなところ
医学生でもあるレティシアは実習先の聖グロリアス病院で『自分たちとそっくりな雰囲気』を持つ教授に声を掛けられた。コイツを放置してはまずい、とヴァンツァーや三天使に協力を求めるが。
学園祭で芝居に出るヴァンツァーとレティシアは大胆にも大女優ジンジャーに演技の相談をする!? 一方、ジンジャーも球形劇場のこけら落とし公演に関してジャスミンにあるお願いを……。
デルフィニア国未曾有の危機に、悲壮な決意で出陣する国王と騎士たちを――王宮で、街中で、黙して見送ることしかできなかった大勢の〝普通の人々〟。ゆえに彼ら彼女らは、圧倒的な不利を覆し凱旋する国王と王妃を熱狂的に出迎えた。王妃リィが再び降り立ったこの地に、滞在したのはわずか五日。その輝かしい日々を綴る連作短編集。
リィを王女に迎えたことで振り回される王宮の人々(王女誕生までの七日間)。ウォルとリィの婚姻騒ぎに巻き込まれた服飾職人の苦悩(鷹は翔んでいく)。バルロとイヴンが競い合い、ウォルのために選りすぐりの愛妾を紹介するが……?(国王の女難)「公式ガイドブック」に掲載された三中篇に、シェラがスケニアに旅立つところを描いた書きおろし中篇「男の修行」他を加えた外伝集。
超絶においしい料理が食べられるが、料理長は無愛想。支配人は日替わりでアルバイト!? さらに誘拐事件に強奪事件――。期間限定「テオドール・ダナー」はどうなる?
ついにオープンした期間限定「テオドール・ダナー」シティ出張店。ここは毎日産みたて卵が特殊部隊の手によって他惑星から運びこまれ、人類の秘宝絵画『暁の天使』がエレメンタル近代美術館から極秘に貸し出され、すべての客に「食事したこと及び住所を公にしない」ことの誓約書を求められるあり得ない店なのだ。ルウはリィやシェラと共にダナーを支えるが、やっかいな事件が次々と……。
並び替え/絞り込み
並び替え
ジャンル
作者
出版社
その他