南国フィロスト王国の王女レリアは、父王の命により北の敵国シュヴァルツライヒへ嫁ぐことになる。和平の証としての政略結婚――だがその裏には、北の大将軍が治める砦の情報を探る「スパイ」としてレリアを送り込むという父の思惑があった。父に逆らった母は幽閉されており、レリアはその命に背くこともできない。覚悟を決めたレリアは、冷酷と恐れられる「仮面の氷将軍」ヴァルクのもとへ向かう。恐ろしい仮面と巨躯に怯えるレリ
ロキア帝国の皇女・ルドミラは、父皇帝の命により、隣国オケアノスの辺境伯で海軍提督のエルネストへ嫁ぐことになった。外界を知らぬ16歳ながら国と国の架け橋となることを誓う彼女だったが、初対面の夫から告げられたのは「これは白い結婚だ。いずれ好きな男と結ばれるといい」――。戸惑いながらも、持ち前の明るさと聡明さで新たな環境に馴染んでいくルドミラ。しかし、夫婦としての絆は深まらぬまま時は過ぎた。6年後、22
石之守家の者は、56歳になると死ぬ。1000年前に交わしたという「覚書」の謎に、世代を超えた三人が迫る壮大なファンタジー。
父を亡くし母と二人で喪に服している没落領主の娘シャーロットは、ある日城の近くで若い男性が倒れているのを見つけた。謎めいた男を城に連れて帰ったが、彼の持ち物はラウリと刺繍された麻袋が一つ、そして大変な美貌だった。母の計らいで彼の看病をするシャーロットはたちまち彼に惹かれていく。一方のラウリはシャーロットに「隣のベッドで寝て欲しい」と願う。それに対して母が出した条件は「シャーロットと結婚しエングルンド
伯爵令嬢のフェリスは、字のあまり綺麗ではない父の代筆を行っている。相手や状況に応じて書き分ける筆致の持ち主でいつしか評判になっていた。ある日、ローランド・ディルビーとい名の男爵家の当主からいきなりプロポーズをされる。驚くフェリスに対し、父であるターナー伯爵は友人の息子という理由で了解してしまう。そして花嫁修業の名のもとにディルビー男爵家に行くことになったのだが、そこでなんと伽を教える学校へ通わされ
他人の“心の声”が聞こえてしまうリリスは、その不思議な能力故に幼いころから両親に疎まれ、固く心を閉ざして声を出すのをやめてしまった。そんなリリスを不憫に想う祖母は、リリスを連れて旧知の医師の元を訪ねる。そこでリリスが出逢ったのは氷のような美貌を持つ若き子爵・ファビアンだった。
他人の“心の声”が聞こえてしまうリリスは、その不思議な能力故に幼いころから両親に疎まれ、固く心を閉ざして声を出すのをやめてしまった。そんなリリスを不憫に想う祖母は、リリスを連れて旧知の医師の元を訪ねる。そこでリリスが出逢ったのは氷のような美貌を持つ若き子爵・ファビアンだった。
アイドル少女と肉体美を持つ野獣の恋■名門スポーツクラブでダンスコーチをしているミントは、一般人の女の子とは違うオーラを発している、ぱっちりとした瞳の磨きあげられた女の子。過去のトラウマで接触恐怖症を持つ彼女を匿うように、仲間たちが温かな友情で守っていた。そんな彼女の前に、見事な筋肉を持つアメリカ帰りの遊海が現れる。筋肉フェチのミントにとって、垂涎ものの彼の筋肉も、感じの良い笑みを浮かべるチャーミン
三人のリズムが熱く激しく濃厚に……蕩けた一つの愛を奏でる■女たちが黒いヒジャーブで全身を隠し、慎み深く暮らす砂漠の国アルジャゼル。この国には、二人の王位継承候補がいる。同日同時刻に生まれた異母兄弟、第一王子ダウードと、第二王子ファイサル。異なる美質と才能を持ち合わせた二人は、それぞれが家臣国民の支持を集めて、次代の王座を巡る世論はかまびすしい。だが、当の二人は、互いに譲り合い、分かち合う仲の良さ。
最強精力を持つ男だけがセシルの虚弱な命を回復させる■十八世紀末ロンドン郊外、ジェントルマンと魔族が共存する時代。北の領地の末裔セシルが、南の少年領主のもとに嫁ぐこととなった。二十歳になったセシルは体が弱く、生命の危機を迎えていた。さらにセシルは両性具有であり、未熟な身体を恥じていた。十五歳のランスロッドは不死身の勇者として知られ、その体液には強い毒性がある。セシルを迎えたランスロッドは、年上の許嫁
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