三島由紀夫の自決の直後から、30年にわたって語り綴られた、二人の文学者による三島論。三島生誕100年、石原慎太郎没後3年、野坂昭如没後10年の今年、あらためて二人の文学者の発言とエッセイを通して振り返る、三島由紀夫の作家としての本質とその存在。
「あの夏から80年。野坂さんの思いを、私は語り継ぐ」 吉永小百合さん推薦昭和20年、8月15日――すべて同じ書き出しで始まるのは、忘れてはならない物語。空襲下の母子を描く「凧になったお母さん」をはじめ、鎮魂の祈りをこめて綴られた12篇に、沖縄戦の悲劇を伝える「ウミガメと少年」「石のラジオ」を増補した完全版。野坂昭如没後10年。【目次】小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話青いオウムと痩せた男の
本書は、ロールシャッハ法研究の第一人者である馬場禮子が、大岡信、吉本隆明、谷川俊太郎など当代一流の詩人・作家たち7名に対して施行したロールシャッハ・テストの結果と解釈、その後の対話の全記録をまとめたものである。『心の断面図』の内容に、金子光晴・野坂昭如両氏の検査結果と解釈、さらには全被検者の詳細な検査の数値表、馬場による継起分析も追加して、より専門性と資料的価値の高い貴重な内容になっている。
空襲、原爆投下、玉音放送・・・・・・そのとき日本人は何を思ったか。高見順、永井荷風、山田風太郎、徳川夢声、木戸幸一らの日記に当時の心性を探る。「終戦日記」を渉猟した旧版に、新たに「火垂るの墓」の原点「プレイボーイの子守唄」ほか、〈焼跡闇市派〉として戦争体験を綴…
アメリカ人夫婦が遊びにくる――にわかに甦る敗戦前後の記憶とあやしげな日米親善、そして屈折したアメリカに対する心理をユニークな文体で描く「アメリカひじき」。昭和二十年九月、三宮駅構内で死んだ浮浪児が持っていたドロップ罐のなかに収められた白い骨。それにまつわる…
<十二景と名づけず、「十二契」としたのは、ぼくと土地との契りをつづってみたかったからだ──>(本文より)。銀座、青山南町、六本木、そして新宿、四谷、沼袋、東伏見。住み替え、住み替えて生きてきたそれぞれの街、淡く濃く交わったそれぞれの女たちは、今どうしているだろう。戦後の焼跡時代からはるかに三十数年経って、風来無頼のままに年月を過した十二の町を、当時の記憶をたどって再訪し、巷に失われた時を探す、極私
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