ここは授乳に悩む母親と赤ちゃんのための駆け込み寺、みどり助産院。授乳をきっかけに自信をなくしたり、人間関係に悩む母親たちが次々に院を訪れる。院長であり助産師の律子は、母親たちの身体に触れ、声を聞き、寄り添うことで、母親たちの背中を温かく後押ししていく。幼い命のために奮闘する助産師たちと、母親、それを支える人々を描く大感動の助産師小説、第2弾。
ここは、世田谷線上町駅近くにあるみどり助産院。母親たちを出迎えるのは「おっぱい先生」こと律子だ。授乳に悩みを抱える母親たちに、全力で向き合い続ける毎日。母親たちは律子と出会い、子を守り、生きる力を取り戻していく。知られざる「母乳外来」専門の助産院を舞台にした、育児の孤独を打ち破る希望に満ちた物語。シリーズ2か月連続刊行第1弾。(『おっぱい先生』改題)
江戸の長屋で“縁切り屋”を営むお糸は、縁切り状を受け取った者に関わる生霊が視えることに気づく。みんなの駆け込み寺に成長したお糸が、自分を捨てた母の秘密を知って選んだ新たな道とは!?
代書屋のお糸は縁切り状が評判となり「縁切り屋」の仕事も増えたが、夫婦約束をした熊蔵に隠し子がいたので、長屋の皆に心配されている。ある日、油問屋の娘が弟への縁切り状を頼みにきて…。
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