のんびりした老後を夢見る59 歳の主婦・悦子。ところが、定年間近の夫とのビミョーな関係、就職しない息子、シングルマザーとして生きようとする娘、さらに、80代の母は恋…!? と次々に想定外の出来事が。平凡な家庭に巻き起こる波乱の日々は、深刻なのに、なぜか笑えて、心にしみる。スッキリ痛快な家族小説!「ニヤニヤ笑いがとまらない。まるでテレビのホームドラマを見ているような気分だ」――解説は池上冬樹氏(文芸
シングルマザーとして奮闘してきたカヤノは、70代の今、都会から移住した「サ高住」で気ままに暮らしていたが……。個性的な住人たちとのやりとり、娘や息子との関係、予期せぬトラブル、ときめく出会い。風光明媚な丘陵地の「サ高住」を舞台に、いまどきシニアの日常生活を軽妙なタッチで描いた物語。月刊「パンプキン」連載時から話題を集めた小説の単行本化!
格差社会と言われる前から、低く深いところで「見えない貧困」は渦巻いていた。生活保護の第一線に立つのは、地方自治体のケースワーカーだ。政府からは予算を削られ、マスコミには不正受給/不適切な対応と叩かれる狭間で、彼らは貧困層とじかに向き合ってきた。都内のK福祉事務所、札幌の母親餓死事件の真相、炭坑閉山から親子代々の受給も目立つ福岡・田川のケース。矛盾を抱えながら、必死に制度を機能させてきたケースワーカ
並び替え/絞り込み
並び替え
ジャンル
作者
出版社
その他