高校教諭の水上悟は帰り道、道端に捨てられていた3匹の猫と15歳前後の少女、澪を拾い共同生活を始めた。自分のことなどはほとんど覚えていない澪だが、猫たちと会話が出来ている節はあるし、あまつさえオタク知識の豊富さは驚異的と、不思議なことがいっぱい。それもそのはず、これは天界の天使たちの悪だくみ。澪と悟と猫たちの運命は!?
澪との馴初めを思い出し、ますます楽しい日々を送る悟。そんな折、大天使ガブリエルから、ヴィス、イブ、リッドの3匹に首飾りがプレゼントされた。「願いの欠片」と呼ばれるその首飾りは、着けた者の願いを叶えるという。喜んで首飾りを着ける3匹。すると、ポンッと10歳くらいの黒髪ロングな少女が現れた! 困惑する悟に少女は語る。「ボクの名前は……」
人間の姿になれるようになった、水上家の子猫3匹。天使たちが気を利かせて派遣した変身の先生は、久遠という天狐の少女だった。無茶な変身が祟り、声が出なくなった久遠は、唯一テレパシーのようなもので話のできるリッドと仲良くなっていく。その2人(2匹?)の初々しいバカップルぶりを見守るうち、悟と澪は忘れかけていたある感情を思いだすのだ。
高校教諭の水上悟が帰り道に拾った3匹の猫と、天使の少女、澪。悟は、人間として暮らす澪と一緒に学校に行ったり、家では猫と戯れたりという日々を過ごしていた。そんな中、教え子であり、澪の親友である鈴宮細音の周囲で、不思議な事件(事故?)が頻繁に起こっていた。どうも、彼女がかつて飼っていた犬と関係ありそうなのだが……。
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