「日本の翼」の真実VI 【Voice S】
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作品情報
日米開戦前の1940年、わが国がすでに国際航路を開設し、日本からバンコクに向けて一番機が飛び立っていた事実をご存じだろうか。この栄光が伝えられていない原因は、大東亜戦争後、わが国の航空機産業が壊滅させられたからにほかならない。日本を工業国から「農業国」へ再び突き落とそうとする米英の悪意は、航空機の機体の破壊に始まり、操縦士の育成、航空力学研究の禁止までハード・ソフト両面にわたる徹底的破壊として遂行された。あれから七十年、国産旅客機が世界の空を再び羽ばたくとき、はじめてわが国に真の戦後が訪れたといえる。死から甦った日本の翼の奇跡を描くシリーズ完結作。※本コンテンツは月刊誌『Voice』2016年8月号の掲載記事を電子化したものです。