仏像の誕生
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作品情報
古代初期から紀元後2世紀前半まで、決して創られなかった「仏の像」。形象化タブーの時代から何を転機に、いつ、どこで、どのように「仏像」が生まれたのか? 考古学、美術史、仏教思想、仏教史上、重要なテーマでありながら長らく明かされなかった疑問に、圧倒的多数の仏像図版を掲げて、仏教学の泰斗が正面から対峙する!見どころ)70点を超える仏像図版。構図、テーマ、表情、髪型や衣のひだまでに至る細やかな考察から、仏像誕生の系図を眺める、はるかなる宗教の旅――。やっぱ人型を模した偶像にグッときてしまうのは人間の性。 ――みうらじゅん本書の原本は、1987年10月に岩波新書より刊行されました。目次序 ガンダーラかマトゥラーか一 伝承のなかの仏像二 仏像の起源を求めて第1章 仏像のない時代一 仏教美術のはじまり二 仏陀なき仏伝図三 仏教徒は何を拝んでいたか四 なぜ仏像がなかったのか第2章 ガンダーラ美術と仏像一 ギリシア・ローマからガンダーラへ二 仏像のガンダーラ起源説第3章 ガンダーラ仏の誕生一 ガンダーラの仏教文化二 仏伝図と仏像三 単独仏像の出現四 西北インドの仏教情勢第4章 マトゥラー美術と仏像一 古いまちマトゥラー二 マトゥラー起源説第5章 マトゥラー仏の成立一 初期のマトゥラー仏二 マトゥラー仏の出現三 初期仏のインド的成立四 「菩薩」という名の仏像クロノロジー参考文献あとがき解題 「仏像ファンとして」 ーーみうらじゅん索引