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ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上)――「存在の故郷」を求めて

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作品情報

【書評掲載情報】●2019年2月23日 図書新聞に書評が掲載されました(「ギリシア哲学史の見直しを迫る異端の書」、評者・轟孝夫氏、第3389号)古代、われわれの祖先はどんなふうに物事を考えたのだろう?科学文明と現代社会にわずかでも違和感を抱いているすべての人に。存在と主観性――西洋形而上学、2500年の抗争!ギリシア哲学の権威にしてハイデガー研究の第一人者でもある著者が、存在の故郷を求むべく古代ギリシアの文献を読み解き、その自然哲学を「みずみずしい姿」で蘇らせると同時に、そこで繰り広げられた哲学者たちの抗争の帰結としての現代人の歪んだ思考に高らかに異を唱える。過激にして痛快な現代文明批判の書(上下巻)。【本書の特徴】●ソクラテス・プラトン哲学ではなく、初期ギリシア哲学をギリシア哲学の本体とする、世界でも類を見ない画期的な論述。●存在と主観性の対立・葛藤を軸に、その戦いは現代でも続いていて、現代人の思考法にも大きく影響しているとの立場から、著者独自の鋭い文明批評を展開。●哲学者の思想を博物館の展示のように「剥製」にして取り上げるのではなく、「生きた哲学・思想」として浮かび上がらせ、詳述。●魅力あふれる当時の哲学者の生き方・人物をも詳細に紹介。●抗争の歴史に一息いれるコラム、登場する主な哲学者の生没年早見表、当時のギリシアおよび周辺諸国地図、人名索引つき。上巻で取り上げる主な哲学者・タレス「哲学外国起源説」・アナクシマンドロス「ト・アペイロンは否定性である」・アナクシメネス「存在の境内にとどまった知性の哲学」・ピュタゴラス「主観性原理のギリシア世界への侵入」・アルキュタス「ギリシアの伝統社会の上に立ったピュタゴラス学徒」・ヘラクレイトス「主観性原理との戦い」・クセノパネス「故郷喪失の哲学者」・パルメニデス「パルメニデスの存在のテーゼは狂気の言か」・ゼノン「否定性こそ存在の真理である」・メリッソス「存在の哲学の肯定版」・エンペドクレス「存在と主観性に引き裂かれた哲学者」・アナクサゴラス「存在への追想、ギリシア伝統の自然哲学者」・デモクリトス「世界中を歩き廻った哲学者、理念化への方向と深層への方向の間に張られた緊張」・ハイデガー「ハイデガーと原初の哲学者たち」

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