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日常の風景が一転! 思わず二度読み! 痛くて、切なくて、引きずり込まれる、6つの物語が照らしだす光と闇。 島清恋愛文学賞受賞、中央公論文芸賞受賞、本屋大賞ノミネート『自転しながら公転する』の山本文緒最新作! 伝説の直木賞受賞作『プラナリア』に匹敵るす吸引力。これぞ短編の醍醐味! ばにらさま/冴えない僕の初めての恋人は、バニラアイスみたいに白くて冷たい。 わたしは大丈夫/夫と娘とともに爪に火をともすような倹約生活を送る私。 菓子苑/舞子は、気分の浮き沈みの激しい胡桃に翻弄されるも、彼女を放って置けない。 バヨリン心中/余命短い祖母が語る、ヴァイオリンとポーランド人の青年をめぐる若き日の恋。 20×20/主婦から作家となった私。仕事場のマンションの隣人たちとの日々。 子供おばさん/中学の同級生の葬儀に出席した夕子。遺族から形見として託されたのは……