森の戦士ボノロン ママの宝ものの巻

森の戦士ボノロン ママの宝ものの巻

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あらすじ

いつか子どもだったお母さんへ、いつかお母さんになるお子さまへ。ポラメル「好きなお話」読者アンケートで第1位のお話。ママとふたりで暮らす女の子リリーは、ママが大きらい。朝早く起きろと言うし、お手伝いしろと言うし、こしが曲がっておばあちゃんみたいだし―――。家には、死んだパパが大事にしていたというきれいな女の人の絵がありました。リリーは、こんな人がママだったらよかったのに、と思っていました。今日もママはリリーに用事をいいつけます。「おいしいリンゴがとれたから、巨木の神様におそなえしてきておくれ」リリーは木の根もとにやって来ると、ゴロリと寝ころびました。「しばらくここにいよーっと!すぐ帰るとまたママに用事言いつけられるし。うるさいママなんて大きらい!」するととつぜん、目の前にボノロンがあらわれて、ひとつだけ願いをかなえてくれるといいます。リリーは、大人になりたい!とお願いしました。早く大きくなって、好きなときに起きて好きなものを食べて、自由になりたかったのです。

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全19冊

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