文藝 2024年冬季号
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【第61回文藝賞発表】◎受賞作待川匙「光のそこで白くねむる」◎受賞作松田いりの「ハイパーたいくつ」◎受賞の言葉待川匙・松田いりの◎選評小川哲・角田光代・町田康・村田沙耶香◎受賞記念対談村田沙耶香×待川匙「“記憶の不確かさ”を暴く異彩の詩情」◎受賞記念対談小川哲×松田いりの「実用性ゼロ。ハイパーな魂の屹立を」◎選考経過◎第62回文藝賞応募規定*【特集 ゲームをせんとや生まれけむ】◎創作斜線堂有紀×桜庭一樹「場外戦/怪物のまま生きてゆく」二人の作家が描く、“ゲームオーバー”からはじまる二つの物語。夜明けの秋葉原を舞台に、「七つの条件」の設定のもと、愛と裏切りが交差するドラマティック共作!柚木麻子「ゴーホーム美容沼」「結婚前の妻さんに戻す方法が、七つあります」子育て中の妻の容姿の変化を、職場の謎めいた美人・深田さんに相談した枝野。すると思わぬクエストが課され……!?本谷有希子「垢、澱、デュアルショック」カズヲくんとゲームの中で再会するためなら、親指砕け潰れても平気――。ワンルームで垢と澱にまみれながらコントローラーを握り続ける私に訪れる、衝撃のエンディング!王谷晶「君色の季節へ……」「君はこの春から私立河出学園の一員だ!」個性的な生徒や教師たちとの出会い。〈恋が成就する教室〉の噂。そして世界の真実……青春のすべては君の【選択】次第だ!間宮改衣「ライフリクエスト」休職し家に引きこもり、生活もままならないIは、ある日、ひとりで病院まで行くことに。希死念慮を払うため、パズルゲームのBGMで脳を埋めて電車に乗るが……。◎論考近藤銀河「個人の生を語るインディゲーム」◎エッセイ三木那由他「ゲームを、そして私自身をプレイする」麻布競馬場「人生ってゲームなんですか?」ソーシキ博士「見る、遊ぶ、買う」村雲菜月「彼女や彼らを現実に連れ出すために」◎論考山本貴光「そこは何ができる場所なのか ゲームのエコロジーに向けて」◎特別企画近藤銀河+葛西祝「個人の現実が世界を創る ゲーム作家ガイドAtoZ」*【創作】大前粟生「物語じゃないただの傷」「男の僕が有害な男性性を告発することが、僕の大義なんだ――一体、どこで間違った?」リベラル知識人としてメディアで話題の男・後藤。ある日、片脚の悪い男・白瀬が、後藤の秘密を盾に「お前の家に住ませろ」と脅迫してきて……。男性性の問題を見つめ続けてきた著者渾身の衝撃作!紗倉まな「ガールズ・ファイト」キックボクシングジム「BooBoo」に通う5人の女たちは、レッスンごとにシャワー争奪戦を繰り広げつつ、一定の距離感を保って過ごしていた。ところがやたら人懐っこい女・オキシオが入会してきたことで均衡が崩れ始め……。最後に笑う女は一体誰なのか。水面下の戦いが幕を開ける!*【連載】皆川博子「ジンタルス RED AMBER 風配図Ⅱ」【第5回】朝吹真理子「ゆめ」【第7回】絲山秋子「細長い場所」【第7回】水と異者町田康「ギケイキ」【第46回】山本貴光「文芸的事象クロニクル」2024年6月~8月*【季評】水上文 「たったひとり、私だけの部屋で 記憶と文学」 2024年7月~2024年9月*【書評】奥泉光『虚史のリズム』【評】片山杜秀千早茜『雷と走る』【評】宮田愛萌円城塔『コード・ブッダ』【評】八島游舷金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』【評】高瀬隼子小川哲『スメラミシング』【評】雨宮純羽田圭介『タブー・トラック』【評】ニシダ(ラランド)星野智幸『ひとでなし』【評】木村友祐高瀬隼子『新しい恋愛』【評】早乙女ぐりこ*著者一覧次号予告・文藝後記
- 著者
- 出版社 河出書房新社
- ジャンル
- シリーズ 文藝 2024年冬季号
- 電子版配信開始日 2024/10/14
- ファイルサイズ - MB